いつもありがとうございます。塾長の森です。
今日のテーマは「書くスピードを上げる」こと。
字をきれいに書くように指導することはあっても、書くスピードを上げるように指導することは、ご家庭ではあまりないかもしれません。
しかし、「速く書ける」ということも重要です。
例えば、学校で、板書を写すことに精一杯になってしまっている子は、授業の内容が頭に入りません。本来、「理解→写す」という順にならないといけませんが、その時間的余裕がありません。
また、試験にには制限時間がつきものです。そのため、書くのが遅い子は、そこでタイムロスをしてしまいます。本来、考えることに時間を使いたいのにそれが出来ません。
「考えるスピード」と「書くスピード」は比例すると思います。
私は、今まで「頭の回転が速い」から「書くスピードが速い」と思っていました。
実際、頭の回転が速い子は字が汚い場合が多いです。考えるスピードに、書くスピードが追いつかないからだと思います。
しかし、その逆、「書くスピード」を上げることによって「考えるスピード」が速くなる
ということもあると、子供たちをみていて、感じるようになってきました。
意識的に、書くスピードを上げることによって、思考がそれに追いついていくということもあると思います。
これらの理由から、丁寧に書く(読める字で書く)ことは前提ではありますが、丁寧に書く意識から少しずつ速く書く意識にもっていくことも必要なことだと思います。小学校高学年以上の子は意識してほしいです。
ただし、幼児の場合は、まだ鉛筆を使うことに、そもそも手指が慣れていないので、丁寧に書くことをまずは目指しましょう。頑張ってもまだ筋力などが理由でに難しいこともあるので、少しずつで大丈夫です。
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