先取って「害」なの?
- 大輔 森
- 8月20日
- 読了時間: 2分

いつもありがとうございます。塾長の森です。夏休みもあと少しになりましたね。
宿題は終わりましたでしょうか?
さて、今回のテーマは「先取り」は「害」なのか。
先取学習をさせることは、「百害あって一利なし」という意見を耳にすることがありますが、「利」が生まれるかどうかはアプローチ次第なのかと思っています。
例えば、先日、年長の息子と工作をしました(写真はその最中)。その際に、定規を使って長さを測ったり、線を引かせたりしました。小学校では2年生で学習する内容ですが、年長でもこれくらいのことは出来ます。
その際に大切なことは、「1cmってどれくらいの長さなのか」ということを「感覚的に」分かるようになるということだと思っています。
私は、小学校でも教壇に立っていますが、単位換算の基本を忘れる子は高学年でもいます。
例えば、「1mは何cmだっけ?10だっけ?100だっけ?」となる子もそれなりにいます。
これは単位の学習が丸暗記になっているからだと思っています(定着するまで反復学習もできてない)。
小学生の時に、学校でしっかりと実感をしながらやれれば良いのですが、なかなか時間が取れないのも事実。
そのため、余裕ある幼児期に「体感」をしておくことを個人的にはお勧めしています(半分遊び感覚でできるので楽しく出来ますし、その方が記憶にも残ります)。
このように、扱う内容やそのアプローチの仕方によっては、先取も害ではないと思っています!



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