いつもありがとうございます。塾長の森です。
久しぶりのブログ更新になります。
今回は「非認知能力」について。
「非認知能力とは」
非認知能力とは、知能検査や学力検査では測定できない、人の心や社会性に関係する能力です。具体的には、次のような能力が非認知能力に含まれます。
•やる気、忍耐力、協調性、自制心
•自分の感情をコントロールする能力
•相手の気持ちを読み取る力
•自分の気持ちを表現する力
•自分を好きだと思う気持ち
•他者への思いやりの心
•誠実さ
非認知能力は、物事に対する考え方や取り組む姿勢、行動など、日常生活や社会活動において重要な影響を及ぼします。また、非認知能力が高い人の特徴として、精神が安定している、自己肯定感が高い、主体性がある、諦めないで最後まで粘れる、共感性が高い、さまざまな人を巻き込んでコミュニケーションが取れるなどが挙げられます。
非認知能力は、特に幼児期(満4歳から5歳)に顕著な発達が見られ、学童期・思春期の発達を経て、大人に近づくと言われています。また、非認知能力の強化は、幼児期に取り組むのが最も効果が得られやすいとされています。
非認知能力は、例えるならば、大樹を育てるための、良質な土壌のようなものだと思います。木のタイプは人それぞれ。「学業」の大樹が育つこともあれば、「スポーツ」の大樹、「音楽」の大樹、「芸術」の大樹、「ビジネス」の大樹など、子供たちには、多種多様な大樹が育つ可能性があります。どのタイプの木を育てるのかは、その子の興味関心や性格、適性、能力などによって異なりますが、どのタイプの木を育てるにしても必要な力が「非認知能力」だと思います。
森大塾では、学力を育てるだけでなく、その前提となる「非認知能力の育成」にも力を入れています。
次回は、「非認知能力と受験」についてお話したいと思います。
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