いつもありがとうございます。塾長の森です。
先日、中学生のテスト勉強の仕方をみていて感じたことを今日はお伝えします。
やはり、点数が取れる子は勉強の仕方がうまいですし、その逆もしかりです。
例えば、地理の選択問題で、以下のような問題があったとしましょう。
「群馬県の伝統工芸品はどれか。次の4つの中から正しいものを選びなさい。A伊勢崎絣 B南部鉄器 C有田焼 D播州そろばん」
テストで点数を取れる子は、ただ正しい答えであるAを選ぶだけでなく、その他の工芸品についても、どの都道府県のものなのかどんなものなのか調べて覚えるようにします。一方で、点数が伸びない子はそれをやりません。「その問題が解けたか否か」ということだけに意識がいってしまっています。
英語の選択問題も同じように、答え以外の選択肢も確認することで、レベルアップができますよね。
大人からすると当たり前のことかもしれませんが、子供(中高生でも)は意外と出来ていません。「早く課題を終わらせる」ことが勉強の目的になってしまっているからですかね。「テストで点数を取るための勉強」になっていません。
幼児や小学生の場合は、保護者のサポートが欠かせません。共愛・GKAなどの小学校受験の問題は、選択問題が多いので、答え以外の選択肢についても理解を深めるようにしましょう。
小さいうちからそういったことをやっていれば、自然と大きくなったときに自主的に、同じように勉強をするようになってくると思います。
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