いつもありがとうございます。塾長の森です。
今日のテーマは、「それ、後回しにしましょう!」です。
誰しも、苦手とする問題はあります。算数で言えば「時計(時刻と時間)」。小学校低学年で毎学年扱いますが、苦労する子が多いです。
もちろん、その学年で学ぶことなので、その学年で習得することがベストです。しかし、単元や難度によっては、そううまく行かないのも現実です。
そんなときは、思い切って「後回しにする」のもありです。今分からなくても、少し経てば、分かるようになることは、特に子供の場合は多いですしね。
ただし!単元によっては、後回しに出来ないものもあります。「時計(時刻と時間)」は、ほぼ他の単元との関わり合いがないので、それが出来なかったとしても、その時点では影響は少ないです。
しかし、「1ケタのたし算」が出来なければ「足し算の筆算」は出来ないですし、「かけ算」ができなければ、「わり算」は出来ません。このような単元については学校で扱ったタイミングで習得しておかないと、負のスパイラルに陥ってしまいます。
どうしても、完ぺきを子供たちには求めてしまいがちなのですが、誰にでも「頑張っても分からない」ことはあります。
そういったときは、思い切って「後回し」にしてしまうのも一つの方法だと思います。
今回は、小学生の算数の例を挙げましたが、他の教科でも、他の年齢層でも同じことが言えます。
特に、幼児は、月齢がハンデになることも多いので、そういったときこそ、思い切って「後回しにする」ことも必要だと思います。
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